国民年金の被保険者や受給資格を満たした人が死亡した場合に、その人によって生計を維持されていた子や配偶者に支給される年金です。対象となる子は18歳到達年度の末日までの子、または20歳未満で障害のある子に限られます。支給額は定額であり、子の人数によって加算が行われます。たとえば専業主婦と子二人の家庭で父親が亡くなった場合、母親が遺族基礎年金を受け取ることができ、さらに子の人数に応じた加算が受けられます。これは残された家族の生活基盤を支えるための制度であり、公的年金の中でも特に家族保障の役割を持っています。民間の生命保険の遺族年金と異なり、一定の条件を満たせば誰でも対象になる点が大きな特徴です。
» FP3級用語集