投資や経済分析の手法の一つで、まずマクロ経済の動向や世界全体の経済状況を大きな視点から把握し、そこから有望な国や地域、産業分野を選び、最終的に個別銘柄を決定していく方法です。たとえば、世界的に金利が低下している状況では、不動産や株式市場に資金が流れやすいと判断し、その後に成長が見込まれるIT産業や再生可能エネルギー分野に投資対象を絞り込むといった具合です。この方法は「上から下へ」段階的に分析を進めるため、経済全体の流れを踏まえた合理的な投資判断が可能になります。身近な例でいえば、天気予報を確認してからその日に着る服を決めることに似ています。大きな環境の変化を先に把握し、その後に具体的な行動を決めることで、リスクを抑えつつ成果を狙うのがトップダウン・アプローチの特徴です。
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